七転八倒五里霧中

思いつくまま,気のままに,行き当たりばったりに,無計画に・・・
サッカー東アジア選手権
韓国戦が終わり,日本は1勝1敗1分け,得失点差で2位という結果に終わった.
ジーコ監督は,もともとこの大会での3試合はコンフェデ杯までの国内組と,Jリーグで活躍する若手のテストのつもりだったんだろう.よって,優勝という栄誉は得られなかったが,日本代表監督としての収穫は十分にあったと思う.

W杯アジア予選からコンフェデ杯まで,FWが変わっただけでほぼ固定メンバーで突っ走ってきて,マスコミや評論家,サッカーファンから不評を買っていたけど,ジーコ監督は試合ごとに一応意味を持たせていたのだと私は思う.
W杯予選は,本大会出場が最低条件となっているので,実績がある選手達を重用し,結果を求めた.そして,本大会出場を決めるまでは親善マッチでも彼らのコンディションなどの確認を行った.
アジア杯でも,翌年のコンフェデ杯に出場するために,優勝する必要があったから,メンバーを変えなかったのだろう.
そして,コンフェデ杯では,現在の日本が世界レベルでどれだけ戦えるか,という事を確認するために,実績のある選手だけで臨んだんだろうと思う.

コンフェデ杯が終わった時点で,現在の日本は,世界レベルで戦う上で,何が足りなくて,何が使えるのか,という事が分かった.あとは選手各自のクラブチームでコンスタントに試合に出て,レベルアップをしてもらう.できなければ代表から外す.

そして,満を持して今まで使ってなかった選手のテストを行う事ができたのだろう.そして,収穫も多かったと思う.W杯予選,コンフェデ杯と4ゴールを上げた大黒(G大阪)が不発に終わる中で,田中達(浦和)と巻(千葉)が自分の持ち味を出し,田中達に至ってはAマッチ2試合目でゴールを決めて結果を残した.
今野(FC東京)や阿部(千葉)も,小野(フェイエノールト・蘭)や福西(磐田),稲本(ウエストブロムウィッチ・英),遠藤(G大阪)のいる激戦区ボランチの代表争いに食い込んでいけるだろう.

このように今回の東アジア選手権は,これから使えそうな選手を試す場として十分に収穫のある大会だったと思う.
17日にはW杯予選の消化試合となったイラン戦がある.この試合もおそらく中国戦,韓国戦で良かった選手とコンフェデ杯までのメンバーを組み合わせて使うのだろうと思う.
イラン戦では勝ち負けだけでなく,こういう所にも注目して行きたいと思う.





しかし,17日は大阪ドームに阪神−横浜戦を見に行くんだよな・・・○| ̄|_
| Comet | スポーツ | 03:37 | comments(0) | trackbacks(1) |
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