七転八倒五里霧中

梅雨明けから１週間，暑い日が続く．

東京では連日４０℃近くまで気温が上がり，最低気温も３０℃を下回らない日が出てきた．まるで熱帯地域の気候である．今日は山梨県甲府市で最高気温が４０℃を超えたらしい．甲府は盆地という地形のため，元々夏は気温が上がりやすいのだが，それにしても４０℃は上がりすぎだと思う．

東京の猛暑はヒートアイランド現象とお台場・汐留の高層ビル群が東京湾からの風を遮っているのが原因らしい．風が遮られるので都心の熱が余所に逃げずにそのまま停滞し，そのため気温がぐんぐん上がるらしい．

そういえば去年の今頃，東京電力が原発を止めていたため，電力不足による真夏の大停電が起こることが予想されたが，冷夏のためなんとか免れた．今年の猛暑が去年に来ていたらと思うとゾッとするが，原発を止めた（止めされられた）ことにも原因があるので，どないなもんかなぁと思う．

で，この猛暑に対抗しようと東京で打ち水大作戦2004なる企画が行われるらしい．100万人のキャンドルライトもそうだが，こういう草の根的な環境運動がいろいろ起こっている．このようなイベントに参加することをきっかけに環境問題について考えるのはいいが，イベントに参加したことだけに満足せず，継続的に続けるようにすることが大事なのだと思う．
かくいう私はあまり環境について考えていると言えないので，あまり大きなことは言えないんだけどね（＾＾；

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