2004.07.31 Saturday
朝まで生TVを見た
さっきまで朝まで生TVを見てた.
ヤクルトの古田選手がシーズン中にも関わらず,選手会会長として出演をしていた.プロ野球選手がシーズン中にTVに出演するという異例中の異例が起こったのだが,最近の球団削減→1リーグ制への流れをどうにかして食い止めたいという一心から現実のものとなったのだろう.また,パネリストとしてライブドアの堀江社長も出演していた. 番組では,合併問題から球団削減・1リーグ制の是非など,いろいろなことが話題に上り,見ていてとても面白かった. ただ,1つ気になったことがあった. 巨人軍渡辺恒雄オーナーの盟友として,政治評論家の三宅久之氏が出演していたが,三宅氏の発言で「渡辺オーナーは,実は一番プロ野球について考えているのではないか.プロ野球を発展させるために動いてるのではないか」というのがあった. しかし,現在野球界全体が危機に瀕している理由は,渡辺オーナーが今までやってきたこと(ごり押ししてきたこと)に原因の一端があるのではないかと想う. 例えば,ドラフトの逆指名制の導入,選手を取る側ばかりが有利になるFA制度の導入がある. これら2つは選手のためといいながら,結局は巨人が強くなって読売新聞や日本テレビのみが利益を得るために動いてるとしか考えられない.綺麗事を言っているようだが,結局は己のみが得をすることしか考えてないと思われる. 今,巨人以外のセ・リーグ5球団が1リーグ化反対を掲げているが,これも結局既得権益(TV放映権料)を減らしたくないという,利己的なところが多いと感じられる.しかし,巨人戦のTVの放映権料は1試合1億円と言われているが,TV東京の秘湯の紹介番組に視聴率で負けてしまうような番組のために,TV局はわざわざ1億円という大金を出すとは考えにくい. やっぱりプロ野球にも構造改革が必要であり,プロ野球が衰退していくのを食い止めなければならないだろう. |