七転八倒五里霧中

思いつくまま,気のままに,行き当たりばったりに,無計画に・・・
松井秀喜の骨折
MLB=ヤンキース松井秀、左手首骨折の重傷 - goo スポーツ:NumberWeb -

TVで見た感じ,少なくとも前半戦絶望のケガだと思う.

ジャイアンツ時代から続いていた連続試合出場記録が1768(日米通算)で途絶えてしまった.これは現役日本人選手の中ではトップで歴代記録でも衣笠に次ぐ2位の記録である(先日金本(タイガース)が世界記録を更新したのは連続フルイニング出場の記録であり,連続出場は1100に満たない).
松井自身がこだわってきた記録なので,ことさら残念で仕方がない.

あと心配なのがこのケガの影響である.左手なので守備に関しては問題ない(松井は右利きなので投げるのは問題ない)と思うが,打撃に関してはそうはいかない.引っ張る分には右腕一本でも大丈夫だが,流す場合はどうしても左腕でおっつける必要があり,そのためには微妙なコントロールを左腕でする必要がある.
そのための左腕の感覚を取り戻す為には相当苦労するだろうと思う.松井自身がその苦労を惜しむとは思えないが,苦労しても元通りに戻らないという可能性もあると思う.

この記事を書いている時点では,まだケガがどのような状況なのか分からないが,1日でも早くヤンキースタジアムに松井が現れることを祈っている.
| Comet | スポーツ | 00:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
今日から交流戦
今日からプロ野球の交流戦が始まる.
全216試合で6/18まで行われる.昨年はかなり好評だったが2年目の今年が真価を問われる事になるだろう.昨年は始めてということで盛り上がりもあったが,「慣れ」が出てくるとどうなるか,というところだ.

ちなみに昨年の交流戦の1位はマリーンズ.以下ホークス,タイガースと続く.
交流戦前までセ・リーグで1位だったドラゴンズが,交流戦でまさかの負け越しとなり,連覇を逃したのも記憶に新しい.

今年の交流戦はどうなるのか.この1月半楽しみである.

交流戦初日にサッカー日本代表のテストマッチがあるので,視聴率的にはかなり苦戦するかもしれないな・・・
| Comet | スポーツ | 04:23 | comments(0) | trackbacks(1) |
シャイニングウィザード?
昨日TBS系で放送されていた中量級の総合格闘技王座決定戦HERO'Sを少し見た.チャンネルを変えたら,メインの山本“KID”徳郁の試合が終わったところが映っていた.開始4秒でKO勝ち.ゴングと同時に相手に向かって走っていき,ジャンプ一番左膝を相手の側頭部にヒットさせてダウンを奪い,そのまま試合が終了した.
その映像を見た瞬間思ったことが,「それなんてシャイニングウィザード?」だった.
シャイニング・ウィザード(SW)とは,プロレスファンなら誰でも知ってるだろう武藤敬司の必殺技である.本家のSWは片膝をついている相手に,その膝を踏み台にして顔面や側頭部に膝蹴りを喰らわせる技である.類似技にシャイニングケンカキックやシャイニングトライアングルなどがある.

KIDが放ったのはまず右膝を振り上げ,それを振り下ろす反動を利用して左膝をヒットさせたものなので,正確には全く違う技だが,KIDの跳躍力が凄かったので,振り下ろした右足で相手の身体を踏んづけているように見えた.

見始めたのが番組の終わりの方だったので,あと見れたのは所vsインド人,秋山vs永田の試合だけだった.曙も試合をしていたが,それを知ったのは今朝の“みのTV”だった.とりあえず感想だけ.
・所vsインド人:寝技vs立ち技の感じでスタート.所がタックルにいったところに膝を合わせられ,そのままKOされてしまった.まるでかつてのミルコvs藤田戦を見ているようだった(まあ,藤田は立ち上がって試合を続けたのだが).
・秋山vs永田:字面だけ見るとプロレスの試合みたいだ.柔道とアマレスの元選手同士の対決だが,実際は打撃戦となり,決着も秋山も後ろ回し蹴りが永田の横腹にヒットしてKOとなった.「柔道サイコー」と試合後のマイクパフォーマンスで秋山が言っていたが,アンタ柔道やってないじゃん.

(番外)曙vsドン・フライ:いつも通りの曙だった.もう総合もK-1もやらなくて良いんじゃない?
| Comet | スポーツ | 10:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
プロ野球4月まとめ(パ・リーグ編)
今日はパシフィックリーグ編.

昨日(5/2)時点で,イーグル以外の5チームが5割とイーグルスの一人負けという状況.首位はライオンズだがマリーンズ,ホークスの2チームも地力があるだけに今後の展開は混沌としているように思う.

・ライオンズ:高卒ルーキー炭谷が開幕スタメンマスクを被ったことで話題となっているが,最近は元気がないように思う.これからが正念場だろうが,先は長いのでじっくり育てるのが良いのではないかと思う.投手陣は2年目涌井を筆頭に松坂,帆足と先発投手陣が順調に勝ち星を挙げていっている.去年までの抑え・豊田の代わりに小野寺が頑張っている.ペナントの勝負所になった時にどこまでやれるかがこれからの鍵だろう.
・マリーンズ:ここまで全試合出場しているのはベニーだけという相変わらずの猫の目打線なので,イ・スンヨプが抜けたとしても打者陣に影響はないように思う.投手陣も昨年と同じく順調に先発陣が勝っていっている.このまま順調に勝ち星を挙げていけば連覇は分からないが,プレーオフ進出は確実だと思う.
・ホークス:今年メジャーに移籍した城島の穴を如何にして塞ぐかがポイントだと思う.昨年城島が故障してからマスクを被っている的場と若手の山崎も頑張っているが,打撃面ではやはり見劣りしてしまう.投手陣は4月の月間MVP新垣と杉内を始め順調に勝っている.先発投手陣が安定しているので大きな連敗をしないというのが強みだ.
・バファローズ:今年加入した清原・中村紀がイマイチな感じである.特に清原は脚を故障している為に,安定して結果を残せないのが残念である.あと三振が多いのも気になる.投手陣は今のところ先発がそこそこ勝ち星を挙げているので,このまま行けばプレーオフ進出も難しくはないが,上位3チームにどれだけ勝てるかがポイントだろう.
・ファイターズ:新庄が今季限りで引退を表明したこともあり,なんとかプレーオフには進出したいところ.投手陣は安定しているので打者陣の奮起が期待される.
・イーグルス:投手陣は一場が孤軍奮闘しており,既に3勝と昨年の勝ち星(2勝9敗)を上回った.打撃陣は去年と大して変わってない.まあ,変わる要素が無かったんだから仕方ないが.現在限りなく100敗ペースである.

以上,まとめてみたものの,実際に試合を見れていないのでデータだけでは分からないところもあるが,こんな感じだろう.

昨年のプレーオフにはホークス,マリーンズ,ライオンズが進んだが,このままペナントレースが進めば,バファローズ,ファイターズにも十分可能性はある.今年からプレーオフの制度が少し変わるようだが,そこら辺の駆け引きも楽しみではある.
| Comet | スポーツ | 23:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
凶悪犯罪と精神鑑定と弁護士の戦略
凶悪犯罪の裁判の際,弁護士は被告人の精神鑑定が行い,責任能力の無さを主張して少しでも量刑を軽くしようと試みているのが気になる.ここ最近始まった話ではないが,ここ数年は特に増えているような気がする.

刑法第39条では心神喪失者と心神耗弱者への刑事罰の軽減を定めているが,これを利用して精神鑑定を要求し,裁判を引き延ばしたり,被告人の死刑を免れようとしている.
精神鑑定を受けるのも被告人の権利であり,心神喪失・耗弱を主張するのも被告人の権利だ.しかし,それを理由に死刑を免れた被告人が刑期を終えて(または不処罰になって)社会に出てくるのはどうかと思う.(そりゃ,普通の懲役囚と同じような扱いにはならないだろうが・・・)

あと弁護士の戦略にも疑問に思うことがある.先日最高裁の弁論をブッチしたことでも話題になった山口県光市母子殺害事件だが,この弁護人の取った行動はかなりおかしいと思った.
最高裁に上告したとき,高裁の判決を支持する場合は上告を棄却し,支持しない・疑問に思うという場合は差し戻しとなるのが通常だが,最高裁で弁論が行われるというのは異例らしい.こういう場合は量刑が増える可能性が高いとTVに出ていた弁護士が言っていた.弁護人も同じように思っていたので,裁判を引き延ばすためにブッチしたのだろうというのがその弁護士の意見だ.事件の凄惨さから考えるとかなり卑劣な手段と言っても良いと思う.

弁護人をつけて裁判を受けるのは被告人の権利だが,それを濫用して無用に裁判を引き延ばすのは,事件の当事者(被害者も被告人も)にとって時間の無駄なように思う.まあ,逆転裁判のように3日で裁判が終わるのもどうかと思うが(笑)
| Comet | Weblog | 05:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
プロ野球4月のまとめ(セ・リーグ編)
プロ野球が開幕して早1ヶ月がたった.
開幕ダッシュに成功したチーム,例年通りのチーム,出遅れたチームがある程度はっきりしてきた.リーグ別にまとめてみる.

ジャイアンツが頭一つ抜け出している.ここまで全カード勝ち越ししており,2位と4ゲーム差,勝率.750で貯金12と開幕ダッシュは大成功だろう.ドラゴンズ,タイガースがなんとか食らいついていっており,この3チームが勝ち越し組.あとスワローズ,カープ,ベイスターズと続いている.

・ジャイアンツ:現在頭一つ抜け出しているが,これは投手陣の補強が要因だろう.昨年リーグ最下位だった防御率が,4月のチーム防御率は3.43でリーグ2位(1位はタイガースの3.05).昨年の4.80に比べると格段に投手陣が安定しているということが分かる.先発パウエルと抑えの豊田が良い仕事をしている.打者陣もイ・スンヨプを獲得した効果が出ているが,それよりもバントや盗塁など細かい作戦も絡めることで,効果的に得点を挙げている.ここまで強い野球を展開しているという感じだ.
・ドラゴンズ:ここまで去年と同じような成績を残しているが,負けるときは大敗が多く,勝つときは接戦をものにするといった印象がある.昨年は交流戦で一気に減速したが,今年の交流戦をどう乗り切るかによって,今後のペナントレースのおもしろさが決まってくるだろう.
・タイガース:昨年の打点王今岡の不振と昨年の盗塁王の赤星の盗塁の少なさが気になる.投手陣は相変わらず安定していると思うが,4/30の勝利が今季初の1点差勝利ということから,勝つときは大勝,負けるときは接戦を落とすというドラゴンズと対照的な印象がある.
スワローズ:古田選手兼任監督が注目されたが,若手の米野がマスクをかぶることの方が多かった.メジャーから日本に帰ってきた石井一が今のところ不発に終わっている.
カープ:ブラウン新監督による新打順がイマイチ機能していない.出塁率の高い順に打者を並べて効率よく得点するという理論は分かるが,2番・前田というのは前田本人を苦しめたようだ(最近は5番になっている).投手陣は比較的安定している.チーム打率も高くないが,出塁率が低いのが気になる.
ベイスターズ:投手陣が崩壊している.ここまでのチーム防御率6.38はリーグ最下位で,抑えのクルーンに繋ぐという場面が作れないでいる.昨年の最優秀防御率の三浦が打ち込まれている.今季から導入された2段モーション禁止の影響がモロに出ている感じだ.

と,こんな感じでまとめてみた.明日からの3連戦が終われば交流戦に突入する.昨年はドラゴンズが交流戦に泣いた形になったが,今年はどうなるのだろうか?

明日はパ・リーグをまとめてみる.
| Comet | スポーツ | 04:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
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