2006.05.03 Wednesday
プロ野球4月まとめ(パ・リーグ編)
今日はパシフィックリーグ編.
昨日(5/2)時点で,イーグル以外の5チームが5割とイーグルスの一人負けという状況.首位はライオンズだがマリーンズ,ホークスの2チームも地力があるだけに今後の展開は混沌としているように思う. ・ライオンズ:高卒ルーキー炭谷が開幕スタメンマスクを被ったことで話題となっているが,最近は元気がないように思う.これからが正念場だろうが,先は長いのでじっくり育てるのが良いのではないかと思う.投手陣は2年目涌井を筆頭に松坂,帆足と先発投手陣が順調に勝ち星を挙げていっている.去年までの抑え・豊田の代わりに小野寺が頑張っている.ペナントの勝負所になった時にどこまでやれるかがこれからの鍵だろう. ・マリーンズ:ここまで全試合出場しているのはベニーだけという相変わらずの猫の目打線なので,イ・スンヨプが抜けたとしても打者陣に影響はないように思う.投手陣も昨年と同じく順調に先発陣が勝っていっている.このまま順調に勝ち星を挙げていけば連覇は分からないが,プレーオフ進出は確実だと思う. ・ホークス:今年メジャーに移籍した城島の穴を如何にして塞ぐかがポイントだと思う.昨年城島が故障してからマスクを被っている的場と若手の山崎も頑張っているが,打撃面ではやはり見劣りしてしまう.投手陣は4月の月間MVP新垣と杉内を始め順調に勝っている.先発投手陣が安定しているので大きな連敗をしないというのが強みだ. ・バファローズ:今年加入した清原・中村紀がイマイチな感じである.特に清原は脚を故障している為に,安定して結果を残せないのが残念である.あと三振が多いのも気になる.投手陣は今のところ先発がそこそこ勝ち星を挙げているので,このまま行けばプレーオフ進出も難しくはないが,上位3チームにどれだけ勝てるかがポイントだろう. ・ファイターズ:新庄が今季限りで引退を表明したこともあり,なんとかプレーオフには進出したいところ.投手陣は安定しているので打者陣の奮起が期待される. ・イーグルス:投手陣は一場が孤軍奮闘しており,既に3勝と昨年の勝ち星(2勝9敗)を上回った.打撃陣は去年と大して変わってない.まあ,変わる要素が無かったんだから仕方ないが.現在限りなく100敗ペースである. 以上,まとめてみたものの,実際に試合を見れていないのでデータだけでは分からないところもあるが,こんな感じだろう. 昨年のプレーオフにはホークス,マリーンズ,ライオンズが進んだが,このままペナントレースが進めば,バファローズ,ファイターズにも十分可能性はある.今年からプレーオフの制度が少し変わるようだが,そこら辺の駆け引きも楽しみではある. |