七転八倒五里霧中

思いつくまま,気のままに,行き当たりばったりに,無計画に・・・
UEFA チャンピオンズリーグ・決勝戦 〜感想〜
前半を見終わって3−0でACミランのリード.
試合開始早々にミランのピルロのFKをキャプテン・DFマルディーニがボレー気味にシュートを放ち,先制ゴール.
そのあとミランがチャンスを何度も作るも,オフサイドなどでそれを潰した.
(オフサイドでFWシェフチェンコのゴールが無効になったが,彼はそれに気づかずコーナーフラッグまで走りパフォーマンスをしようとした姿が微妙にかわいかった(笑))

リバプールも惜しい場面を作るが決めきれない.このまま膠着状態がつづくのかと思ったら,前半39分,ミランのMFカカがFWのシェフチェンコに絶妙なスルーパスを通し,シェフチェンコがリバプールDFの間をバックパス気味にFWクレスポにクロスを出し,そのままクレスポがゴール.2−0となる.

前半の内に2−1にしておかないとリバプールは厳しいと思ってたら,前掛かりになって攻めるリバプール.ミランDFラインの少し前でリバプールからボールを奪ったミランがセンターサークルの少し前にいたカカにパスが通る.カカはクレスポに素晴らしいスルーパス.クレスポはリバプールGKドゥデクのかわしてゴール.3−0になった.

これで決まったなと思い,この記事を書き始めたら,後半9,11,15分と立て続けにリバプールがゴールを決め,試合は振り出しに戻る.
どうなってんの,寝ようと思ったのにこれでは徹夜確定ではないか・・・

追記(7:19)
結局90分では決着が付かず,前後半30分の延長戦に入る.
このころから試合序盤からボールを追いかけ回していたリバプールDF陣の運動量が目に見えて落ち,足がつった選手もたくさんいた.しかし,最初の90分で3人の交代枠を使い切ったリバプールはピッチの11人に託すしかなかった.
その反面,ミランはリバプールよりは疲労度が少なく,延長戦後半はほとんどがミランペースで進み,ミランが押し切ってしまうかに見えた.

しかし,それを救ったのはリバプールのGKドゥデクだった.
ミランの選手(誰か忘れた)が絶妙なクロスをあげ,ヘディングを放つがドゥデクが止める.こぼれ球を詰めに来たシェフチェンコがシュートするもこれもドゥデクがクロスバーの上に弾き出し,絶体絶命の危機を脱する.

このまま両チームともゴールを決めることができず,PK戦になる.
PK戦はミランサイドのゴールを使い,ミラン先攻で始まる.
ミランの1人目MFセルジーニョのシュートはクロスバーの遙か上を越える.GKドゥデクの動きが面白い.ゴールライン上を反復横跳びしてた(笑)
リバプールの1人目MFハマンのシュートは,ミランGKジーダに読まれたもののゴールネットを揺らした.
ミランの2人目MFピルロのシュートはGKドゥデクに見事に止められる.やっぱり動きが面白い.てか,シュートを打つ前に前に出るのは反則です.蹴り直しはなかったけど・・・
リバプールの2人目FWシセのシュートはジーダが跳んだ反対方向に勢いよく決まる.
ミランの3人目FWトマソンはドゥデクの動きを見て冷静にゴールを決めた.
リバプールの3人目DFリーセはジーダにセーブされる.これはジーダが駆け引きに勝った形だ.
ミラン,リバプールともに4人目を成功させ,スコアは2−3となる.
ミランの5人目FWシェフチェンコが出てくる.これを成功させないとミランの負けが決まってしまうため,ミランの希望はエースの右足にかかっていた.
しかし,シェフチェンコのシュートはドゥデクに止められてしまい,この瞬間リバプールの優勝が決まった.

久々に痺れる試合を見せてもらった.いや〜,起きてて良かったよ・・・・
| Comet | スポーツ | 05:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
どうすんの? どうすんの? どうすんの,オレ! どうすんのよ〜
俳優オダギリジョーが,人生の転機にどのようにカードを切るか迷うという,LifeCardのCM.
TVCMでは4枚のカードを手の中で広げ,「つづく!」で終わっている.

まだ見たことがなかったので,実際に見に行ってみた.
LifeCard HP

夜中にもかかわらずかなり笑ってしまった.
「おお〜」と思わせる展開や,「あらら〜」となってしまう展開まで,それぞれ面白いオチが付いており,ショートショートとしてはかなり面白かった.

話変わって,最近TVCMに企業のURLが出てくることが多くなったが,Webが新たな媒体として企業が重きを置いているということだろう.
TVCMは通常15秒であり,その15秒に自社や売りたい商品のアピールをするために苦労している.なら,15秒の間じゅう自社や商品のHPのURLを常に出しておき,興味をもった消費者にHPに来てもらった方が良いのではないだろうか?
しかし,そういうわけにもいかないらしい.
1年ほど前から購読しているメルマガでは,こう書かれている.

「指針」は前文で「表題の申し合わせ[「合意」]を運用するにあたり……[TV]局内用の指針を作成」したと述べたうえで、第1条第1項で「内容がインターネット・アドレス(以下、URLとする)の紹介だけのCMは、テレビがURLのアドレス帳化することになり、媒体価値の低下につながるので、原則としてお断りします」とインターネットへの明白な「敵意」を示している。

続いて同条第2項では「インターネットへ誘引する表現とは、例えば『詳しくは...』、『この続きは...』、『この答えは...』等です」と具体的な「禁止事項」を列挙し、さらに同条第3項では「URLの表示時間はCMの1/2以内、表示の大きさは画面の1/4以内とします」と定めている。


引用先URL:■TVCMのURL表示制限〜シリーズ「砕氷船ライブドア」(4)■

これを見ると,TVはCM広告料という既得権益を守るために,広告媒体からWebを閉め出そうとしていることが十分考えられる.
インターネット普及率が高くなり,Googleなどの検索サイトは広告料だけで莫大な利益を上げていることから,Webは広告媒体として非常に強大な力を持っていることは明らかだ.
強力だから閉め出すんじゃなくて,競争してよりよいものを作ることが消費者のためになるはず.
既得権益にしがみついている姿は,普段TVや新聞が批判している政治家や官僚と変わらないところが非常に興味深い.
| Comet | Weblog | 01:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
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