七転八倒五里霧中

思いつくまま,気のままに,行き当たりばったりに,無計画に・・・
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どうすんの? どうすんの? どうすんの,オレ! どうすんのよ〜
俳優オダギリジョーが,人生の転機にどのようにカードを切るか迷うという,LifeCardのCM.
TVCMでは4枚のカードを手の中で広げ,「つづく!」で終わっている.

まだ見たことがなかったので,実際に見に行ってみた.
LifeCard HP

夜中にもかかわらずかなり笑ってしまった.
「おお〜」と思わせる展開や,「あらら〜」となってしまう展開まで,それぞれ面白いオチが付いており,ショートショートとしてはかなり面白かった.

話変わって,最近TVCMに企業のURLが出てくることが多くなったが,Webが新たな媒体として企業が重きを置いているということだろう.
TVCMは通常15秒であり,その15秒に自社や売りたい商品のアピールをするために苦労している.なら,15秒の間じゅう自社や商品のHPのURLを常に出しておき,興味をもった消費者にHPに来てもらった方が良いのではないだろうか?
しかし,そういうわけにもいかないらしい.
1年ほど前から購読しているメルマガでは,こう書かれている.

「指針」は前文で「表題の申し合わせ[「合意」]を運用するにあたり……[TV]局内用の指針を作成」したと述べたうえで、第1条第1項で「内容がインターネット・アドレス(以下、URLとする)の紹介だけのCMは、テレビがURLのアドレス帳化することになり、媒体価値の低下につながるので、原則としてお断りします」とインターネットへの明白な「敵意」を示している。

続いて同条第2項では「インターネットへ誘引する表現とは、例えば『詳しくは...』、『この続きは...』、『この答えは...』等です」と具体的な「禁止事項」を列挙し、さらに同条第3項では「URLの表示時間はCMの1/2以内、表示の大きさは画面の1/4以内とします」と定めている。


引用先URL:■TVCMのURL表示制限〜シリーズ「砕氷船ライブドア」(4)■

これを見ると,TVはCM広告料という既得権益を守るために,広告媒体からWebを閉め出そうとしていることが十分考えられる.
インターネット普及率が高くなり,Googleなどの検索サイトは広告料だけで莫大な利益を上げていることから,Webは広告媒体として非常に強大な力を持っていることは明らかだ.
強力だから閉め出すんじゃなくて,競争してよりよいものを作ることが消費者のためになるはず.
既得権益にしがみついている姿は,普段TVや新聞が批判している政治家や官僚と変わらないところが非常に興味深い.
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